「今週もなりきっていくぞ！」ってことでいつも通りファンクラで検索！
今回は新規開拓で「17マイルドライブ 布施」さんに行ってみよかな。

今回は「サンドイッチ売り」になりきってみます！
以前、神出鬼没のホットドッグ売りいうのもやったな、その時にサンドイッチも話題にあがったし、続編ならぬ派生編で攻めよか思ってんねん。
サンドイッチの幅広さと奥深さの向こう側に、男らしい器のデカさ、女性らしい奥ゆかしさを感じる、そんな魅力的なお仕事や！
まぁ普段サンドイッチはコンビニでしか食えへんけど。

最初にやってきたFちゃん。
おぼこい感じの子や。
Fちゃん「こんばんは」
俺「こんばんは」
Fちゃん「お仕事何されてるんですか？」
俺「サンドイッチ屋さんやねん」
Fちゃん「サンドイッチ？専門店ですか？」
俺「そや！」
Fちゃん「なんかものすごく片寄ったお仕事のように感じるのは、私だけですか？」
俺「まぁ往々にして皆そう言うわ」
Fちゃん「はい」
俺「けどな、サンドイッチて一言でいうても様々や。例えばトンカツやたまご挟むやろ？いつ食べる？」
Fちゃん「お昼、というかお食事ですね」
俺「せやろ。じゃあクリームやフルーツ挟んでみ、いつ食べる？」
Fちゃん「やっぱりお昼、というかお食事ですね」
俺「いやいや、そこ流れでおやつとか言うてくれんと！そこからグワっと会話の展開広げたかったのに」
Fちゃん「す、すみません、、」
まぁ素直でええ子ではありそうやな。

Fちゃん「じゃあ、おやつです！」
ほんまに素直やな。

俺「せやろ！」
ってめちゃくちゃ誘導したわけやけど。笑
俺「惣菜やなんか挟んだら食事にもなるし、果物なんか挟んだらデザート、スイーツにもなるんや。おかげで昼時、おやつ時両方お客さんわんさか来てくれるわ」

Fちゃん「確かに、そう考えると幅広いですし、片寄ったてイメージはあまりないかもですね」
俺「挟むもん次第で、何にでも化ける、その幅広さがサンドイッチの魅力やで。時間や状況で食べるサンドイッチ変えてみ。Fちゃんのサンドイッチの概念も変わるで」
Fちゃん「はい！明日から早速試してみます！」
ほんまに素直でええ子やん。
とは言え新規開拓や！

続いてやってきたEちゃん。
これまた背低い子やなー！
Eちゃん「こんばんは、Eです」
俺「こんばんは、俺です」
Eちゃん「俺さん、どんなお仕事されてるんですか？」
俺「サンドイッチ屋や。」
Eちゃん「えー！サンドイッチ専門店とかあるんですかー？なんかコンビニでしか買えへんから、知らなかった」
俺「たいがいの人はそうやろな」
俺もいつもコンビニや

Eちゃん「サンドイッチはものすごい好きなんで、今度探してみます！」
俺「好きなんやったら、尚更専門店行ってほしいわ。Eちゃん、サンドイッチの魅力てなんやと思う？」
Eちゃん「えー、魅力ですか？なんでも挟んで、挟む具次第で色々楽しめることですかね。毎日食べても飽きない」
俺「もちろん、それも正解や。でもな、次は食感に注目して食べてみ。さらにサンドイッチを楽しめる思うわ」
Eちゃん「食感ですか？」
俺「そや、さっきEちゃん言うてたように色んな具挟めるいうのはあながち間違いではない。でも、なんでもいう訳やないんや」
Eちゃん「そうなんですか？」
俺「そや、なによりサンドイッチの具選びで大事なんはパンのしっとりさを際立たせるいうことやからな」
Eちゃん「しっとりさ？そうなんですね」
俺「せやで。漫才コンビでサンドイッチマンておるやろ？彼らがM-1なんてビッグタイトルをなんで取れたかいうたら、一見しつこそうに見える富沢のボケを、これまたしつこそうに見える伊達のしっとりふんわり包み込むようなツッコミ、あのスタイルあってこそなんや！」
なんやねん、しっとりふんわりなツッコミて。
自分でツッコんでまうわ！

Eちゃん「えー！そこまで考えつくしてのコンビ名なんですか？」
俺「そらそうや！」
知らんけど。
Eちゃん「有り難うございます！なんか明日からのサンドイッチライフがより楽しくなりそうです！」
いや、サンドイッチライフて。
Eちゃん、サンドイッチ好きの友だちとサンドイッチウーマンてコンビ組んだら大成する思うわ。

続いてやってきたAちゃん。
なかなか可愛い子や。
Aちゃん「こんばんは、Aです」
俺「こんばんは、俺です」
Aちゃん「どんなお仕事してるんですか？」
俺「サンドイッチ屋や」
Aちゃん「パン屋さんですか」
俺「ちゃうちゃう。サンドイッチ屋や」
Aちゃん「へぇー、サンドイッチの専門店ですか」
俺「なんか、反応薄いな」
Aちゃん「いえ。すみません」
俺「まぁこういう飲み屋の仕事してたら、ごっつい社長さんとか来るやろうから、無理もない思うわ」
Aちゃん「いえいえ、そんなことないですよ。ただあまり聞いたことなかったので」
俺「せやろな。でもサンドイッチの歴史は古いんや」
Aちゃん「そうなんですか？」
俺「まず名前の由来や。300年ぐらい前にサンドイッチ伯爵いう人おってな、その人の名前から取ったいうのが有力なんや」
Aちゃん「あぁ！なんか聞いたことあります！賭け事かなんか好きで、みたいな、、」
俺「まぁそこには諸説あるな、賭け事好きでいうのもあるし、仕事が大忙しでいうのもあるねん」
Aちゃん「へぇ、そういのもあるんですね」
俺「まぁそれよりもっと以前にパンはあったやろうからな、もっと前から何か挟んで食べてた可能性はあるな。人間、何かしら挟みたがるから」
Aちゃん「そんなに挟みたがりますか？（笑）」
俺「人間の心理いうたら、往々にしてそんなもんや」
Aちゃん「はぁ」
俺「なによりすごいのはサンドイッチからの派生や」
Aちゃん「派生ですか？」
俺「そや！派生や！」
まぁ今回の設定自体、派生編や。

俺「現代のファストフード界のトップいうたら、ピエロを模したキャラクターに代表されるようなハンバーグ挟んだもんから、直訳して『熱い犬』てなんやねんいうソーセージ挟んだもんまで、全て始まりはサンドイッチや」
Aちゃん「そうなんですね。俺さん、そういう勉強までしてるんですね」
俺「まぁな」
全部想像や。笑

Aちゃん「じゃあ、そんな勉強熱心な俺さんの今後の目標は？」
俺「せやな、やはり『サンドイッチ』いう挟みたがりの人間心理のフィルターを通して、世界の食文化の掌握や（笑）」
Aちゃん「いや、規模が、、（笑）」
俺「300年後、サンドイッチの語源は俺になってるかもな。『300年前の日本にサンドイッチマンいう男がいて』みたいな」
Aちゃん「漫才師の名前になってもうてますよ！（笑）」

そんな訳で帰りは「布施 細見商店」へ。

金の麦味噌ラーメン
豚、鶏に挟まれた味噌の絶妙なハーモニー！
味噌感が前面に出ているわけじゃないのでちょうどええわ。

それにしても、サンドイッチの簡単な歴史から、えらい先の野望まで話し込んでもうたな。
布施は初めてやったけどええ街やな。
初めての街でもファンクラがあればほんま助かるわ。
それではまたファンクラで良い店見つけて、なりきって行ってみます！

それではみなさんご一緒に
次回も、レッツなりきり！（だから、誰？（笑））
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