R・I・P, なりきり夜遊び日記

なりきり夜遊び日記 Vol.51:R・I・P

「今週もなりきっていくぞ!」ってことでいつも通りファンクラで検索!
の前に、、、いつの間にかサラッとファンクラアプリのアンドロイド版が登場してるやないか!
早速ダウンロードしてみたけど、出先やったらこれで店探したほうが便利やわ。

で、今回は「R・I・P」さんに行ってみよかな。

今回は燻しのプロ「燻製家」や
日本には「いぶし銀」と書いて「渋い」と読む言葉もあるぐらいや。
違うか。
とにかく今夜は、渋く燻しくいくで。
いぶしく、てなんやねんな。

笑顔がめっちゃかわいい子や。
Oちゃん「こんばんは、Oです」
俺「こんばんは。」
Oちゃん「何のお仕事してるんですか?」
俺「俺は燻製家、燻しの職人や」
Oちゃん「クンセイカ?イブシ?」
俺「知らんか。鮭とかベーコンのスモークてあるやろ?」
Oちゃん「あの、美味しいやつ?」
俺「そや!その美味しいやつや!」
Oちゃん「あの、香り高くて、旨味がギュッとなった?」
俺「そや!信じられへんぐらい香りがよくて、旨味がギュギュッとのやつや。燻製家いうのは、まぁ平たく言えば食品のスモークを作る仕事や」
『平たく』もなにも、スモーク以外のなにものでもないけどな。

Oちゃん「へぇ、職人さんなんですね。なんか、職人ってだけで難しそうな仕事ですね」
俺「せやな、香りいいし若い子からも最近は人気みたいで、肉から魚、最近では果物もあるぐらいや。もちろん燻すモノによって方法や使うもんも変わってくる」
Oちゃん「職人さんオススメのスモークなんですか?」
俺「やっぱり試してほしいのは、最近増えてきた調味料の燻製や。醤油とかな」
Oちゃん「!?醤油のスモークですか!?」
ええリアクションするやん、この子。

俺「そや、調味料自体に燻した香り付いてるからな、刺身とか食うたら絶品やで!」
まぁ『お刺身』なんて洒落たこと俺はせえへん、卵かけご飯にドップリかけてかき込むんや!
最高やで!
こんな場やから、ちょっとお洒落な食生活でも装おっとくけど。

Oちゃん「なんか、俺さんのおかげで私の食生活の幅がった気がします!有り難うございます!」
俺「お、おう」
ほんまに、ええリアクションやん!
でも俺もそないいろんなもんに試したわけちゃうから、幅の広げ過ぎには注意しいや。
まぁ若いうちは勉強や、なんにでも励んで、失敗をバネにがんばり。
って、何目線やねん。

続いてやってきたMちゃん。
色白やなー!
Mちゃん「Mです、よろしくお願いしますー」
俺「俺や。よろしく」
Mちゃん「俺さん、何のお仕事されてるんですか?」
俺「燻製家や。食品のスモーク作る職人や」
Mちゃん「えぇ!私、スモーク大好きなんです」
MちゃんもOちゃんに続いて反応ええがな。

俺「へぇ、何が好き?」
Mちゃん「もうスモークってだけでなんでも好きですけど、やっぱりお肉がいいです!しかも、これからのシーズンとかBBQでさらに炭の香りもプラスしたら最高ですね!」
き、きみBBQコーディネータなれるで。笑(vol.48参照)

俺「それや!さすが、スモーク好きなだけあるわ!ようわかってるやん! 」
Mちゃん「(照)」
俺「スモーク好きやったら、やっぱりチップ・ウッドもこだわってるんかいな?」
Mちゃん「いえ、実はまだそこまでは・・・でも、勉強はしたいです!」
いや、もうMちゃん燻製家なったほうがええで。笑

俺「まぁ、まだ若いし、これからいっぱい勉強しいな」
Mちゃん「はい!また色々教えてください!」
俺「お、おう」
次までに俺が勉強せなあかんがな。

続いてやってきたWちゃん。
顔はそこまでタイプやないけどめっちゃ明るい子や。
Wちゃん「俺さん、何のお仕事ですか?」
俺「燻製家、スモーク職人や!」
Wちゃん「はぁ、あんまり私わからないんですけど、美味しいんですか?」
俺「そらもう!香りは高く、旨味はギュッとや!」
どっかで聞いたな、このフレーズ。

Wちゃん「食べてみたーい」
俺「まぁ、香りも旨味もさることながら、もう1つ大きな利点があるんや!」
Wちゃん「なんですか?」
俺「保存性や!昔は冷蔵庫、冷凍庫なんかあれへんからな。保存性よくするために燻製にしてたんや。
香り、味、保存性!人類の叡知の結集、それが燻製や!」
なんか美味しんぼみたいに食について熱弁してるがな、俺、、

Wちゃん「ひぃ!!かっこいい!」
なんや、一気に反応ようなったような気が、、

俺「これまで人類が培ってきたもの、その結晶が燻製や。まぁただ『燻製家』いう専門家の歴史はそない古くないねん」
Wちゃん「そうなんですか?」
俺「時は江戸時代。まだ今ほど農作物の収穫も安定してなかったからな、そこで人々は保存について考えたんや!」
知らんけど。

Wちゃん「ふぅん」
俺「そこで出てきたのが、大阪の板前さんとして有名やった『銀さん』いう人や。以前から煙の優位性を研究してた銀さんが提案したのが『燻す』スモークの手法や!」
Wちゃん「へぇ!」
俺「革命やで!銀さんの提案で日本の食の保存性は一気に高まったんや!英雄やで、銀さん!当時の女子は皆憧れてたらしいわ!」
知らんけど
ってかまず銀さんって誰?

Wちゃん「ほぅ!」
俺「銀さんは角刈り・眉太め、見るからにハードボイルド。そこでできた言葉が『いぶし銀』や!」
さすがにめちゃめちゃやな、、

俺「渋い、ハードボイルドな人を指す言葉や!」
当時に『ハードボイルド』なんて言葉あるわけないやん、ってか眉太めはあっても角刈りもないわ。

Wちゃん「銀さん、かっこいい!」
俺「せやろ、燻製家の永遠の憧れやで」
Wちゃん「俺さんもいつか『いぶし銀』て呼ばれる日が来ますよ!」
いや、その呼ばれ方は恥ずかしい。

俺「精進するわ!」
Wちゃん「よっ!銀さん!」

帰りは「河童ラーメン本舗 米国村店」へ。

河童ラーメン
背あぶら系とんこつ醤油ラーメンや
もちろん替玉もしたった

それにしてもよく考えてら大阪で『銀さん』てよくよく考えたら、ミナミの帝王やんか。
俺もいつかキャバクラ界隈では帝王呼ばれるようにがんばらな!
それではまたファンクラで良い店見つけて、なりきって行ってみます!

それではみなさんご一緒に
次回も、レッツなりきり!(だから、誰?(笑))
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