ZOO神戸, なりきり夜遊び日記

なりきり夜遊び日記 Vol.76:ZOO神戸

出張で三宮まできたので、いつものようにファンクラアプリで検索!
「今週もなりきっていくぞ!」ってことで色々考えたけど、結局向かったのは「ZOO神戸」さん。「ZOO」ブランドに外れなしやからな。

なんや今年は秋を飛ばして一気に寒くなった感じやな。
そろそろ冬支度、衣替えはもちろん、大事なんは身体の肉付けやな。
多少寒くても肉厚なら凌げるからな。
今日は肉付け真っ最中の皆に『健康』の大事さを説こうと思ってな。
日本が誇る健康食品いうたら湯葉!これしかあれへんわ。
ということで、今日は『湯葉職人』になりきって行くで!

最初にやってきたUちゃん。
背ーちっさ!
Uちゃん「こんばんは、Uです」
俺「こんばんは、俺です」
Uちゃん「俺さんはどんなお仕事してるんですか?」
俺「俺は湯葉職人や」
Uちゃん「お豆腐屋さんですか?」
俺「ちゃうて(笑)ゆーば!湯葉だけ作ってるんや」
Uちゃん「へぇー。湯葉専門てなんか珍しいですね。あれって豆腐作る途中にできるやつじゃないんですか?」
俺「まぁ簡単にいうたら途中やけど、厳密に言うと大きな違いがあるんや」
Uちゃん「どんな違いですか?」
俺「湯葉いうのは豆乳を熱して、大豆自身のタンパク質が固まってできるのに対して、豆腐いうのはニガリを混ぜて作る、簡単にいうたり混ぜモンやな。ピュアじゃないわ」
Uちゃん「そうなんですね。なんで湯葉職人目指したんですか?」
俺「まぁ少年期にありがちな、くだらん憧れや」
Uちゃん「お豆腐屋さんか何かに憧れたんですか?少年としては渋すぎるんですけど(笑)」
俺「ちゃうちゃう。小さい頃行った夏祭りで信じられへんぐらいの金魚すくいの達人がおってな。それで一発や!」
ちょっと『すくう』つながりでも無理あるかな(笑)

Uちゃん「あ、なるほど。それで『すくう』ことに目覚めたんですね!?」
納得するんかい!

俺「まぁ『すくう』ことならなんでもよかったんやけどな。俺もあの頃は若かったから」
Uちゃん「なんでもいい中で湯葉にたどり着くて、渋すぎでしょ(笑)」
俺「そうか?俺の周りは意外と・・・」
Uちゃん「湯葉屋さん多いんですか?」
俺「いや、俺だけやったわ(笑)」
Uちゃん「あんただけかい!」
トークの流れを読む力にツッコミ、Aちゃん抜群やな。

俺「ええツッコミするやん!」
Uちゃん「すみません、思わず『あんた』て(笑)」
俺「いやいや、ツッコミの場面は遠慮したらあかんよ。湯葉すくうときも一緒や。あんな薄いもんやからな、素人は恐る恐るいきよる。一気にばっといかんと」
Uちゃん「なるほど。笑いと湯葉にも通じるところがあるんですね」
納得するんかい!

Uちゃん「また、俺さんの湯葉食べさせてください」
俺「おう!次差し入れしたるわ」
湯葉伝来の地、比叡山まで買い出しいかな、、

続いてやってきたMちゃん。
またまた身長ちっさめの可愛い子や。
Mちゃん「こんばんは、Mです」
俺「こんばんは、俺です」
Mちゃん「俺さんはお仕事何されてるんですか?」
俺「湯葉職人や。豆腐屋ちゃうで、湯葉専門」
Mちゃん「へぇ。専門て結構珍しいんですか?お豆腐屋さんに並んでるイメージなんですけど」
俺「んー、京都や栃木の日光には結構あると思うで」
Mちゃん「なんでその二つなんですか?」
俺「Mちゃん、比叡山て知ってるか?」
Mちゃん「はい、島木ジョウジのやつですよね?」
いや、間違えてはないけど。笑
なんやこの店は笑いに精通してる子多いんかな。笑

俺「ま、まぁその元ネタや。昔、比叡山の延暦寺を開いた最澄ていう偉いお坊さんがおってな。そのお坊さんが中国留学で学問と共に持ち帰ったて言われてるんや。それで比叡山近くの当時都やった京都には今も湯葉の店が多いんや」
Mちゃん「じゃあなんで栃木もなんですか?」
俺「栃木の日光にも修行僧多かったし、それでやろな」
Mちゃん「なんですか?そのお坊さんくくり。笑」
いやいや、『くくり』てアメトーーク!ちゃうねんから。笑

俺「お坊さんは生臭いうて魚や卵、生き物は口にせえへんかったからな。いわゆる精進料理や。で主なたんぱく源として食されてたわけや。湯葉なんか栄養価抜群やからな」
Mちゃん「あ、精進料理はわかります!でも、物知りなんですね俺さん」
俺「そら湯葉専門にしてるぐらいやからな、湯葉に関しては一通り修めてるよ」
Mちゃん「いや、『修めてる』て学問ちゃうねんから!(笑)」
いやいや、俺からしたらお笑い学を修めてるここの子の方がすごいわ。

俺「まぁ俺からしたら一生湯葉と向き合っていかなあかんわけやし、ある種の学問みたいなもんやな」
って、俺返答真面目か!

Mちゃん「そうなんですね。和食とかで湯葉はよく食べますけど、そこまで知識なかったんで、今日はいいお勉強なりました」
俺「おう!精進しいや」
Mちゃん「精進料理だけに!(笑)」
やめい、恥ずかしい。
そのつもりで言うてないし、、

続いてやってきたFちゃん。
なんや一際綺麗な、、っていうかザ・キャバ嬢な感じの美人や!
Fちゃん「こんばんは」
俺「こんばんは」
Fちゃん「Fです、よろしくお願いします」
俺「俺です、よろしく」
Fちゃん「俺さんは何のお仕事ですか?」
俺「俺は湯葉職人や」
Fちゃん「へぇ。湯葉専門なんですか?」
俺「おう、豆腐は混ぜモンやからな。俺は湯葉しか作らへんよ」
Fちゃん「そんな、湯葉ばっかりで飽きないですか?」
俺「いや、口悪いな。笑」
Fちゃん「す、すみません。思わず」
俺「まぁでも一言で『湯葉』いうても様々なんや」
Fちゃん「湯葉にも種類があるんですか?」
俺「もちろんや。種類て前に、その日その日の温度や湿度で仕上がりも変わってくるからな。『湯葉は生き物』いう言葉もあるぐらいやしな」
Fちゃん「へぇ。なんかすみません、単純な作業みたいな言い方して」
俺「いやいや、人知れず腕を振るうところが職人やからな」
Fちゃん「次に種類てどんなんがあるんですけ?」
俺「大きく分けて二つ、生湯葉と乾き湯葉や。生湯葉はしょうゆとわさびで食うんが多いな。うまいで!乾きはいっぺん戻して吸い物とかな」
Fちゃん「しょうゆとわさび!美味しそう!」
俺「生湯葉はほんっっまにうまいで。さらに生湯葉には『とろ湯葉』いうのがあってな」
Fちゃん「すみません、その響きだけでヨダレが」
俺「なんや口元緩いんかいな(笑)まぁとろ湯葉の定義は様々やけど、一般的には湯葉が仕上がるよりもちょっと早めに引き上げるんや。とろっとろの湯葉と濃厚な豆乳が相まって、たまらんで!あかん、俺もヨダレ出てきた」
Fちゃん「口元緩いですね(笑)」
俺「とろ湯葉はしょうゆとわさびはもちろんメープルシロップかけて、スイーツとしても抜群やで」
Fちゃん「美味しそう!なんか湯葉の種類・食べ方色々あるって、日本の伝統の奥深さですね」
俺「ほんまにそう思ってるか?(笑)」
Fちゃん「あんまり深く突っ込まんでください(笑)」
俺「日本の伝統て出たけど、元々湯葉は中国から伝わったもんなんや、お坊さん経由でな」
Fちゃん「へぇ」
俺「今も中国には豆腐皮いうのであるわ。でも、Cちゃんいうようにここまで湯葉を昇華したんは間違いなく日本の技術や、俺はそう思ってる」
Fちゃん「そっか。日本食、和食ってほんっとにすごいですもんね。なんか遺産登録みたいなんされてますよね」
俺「ユネスコの無形文化遺産な。Cちゃんよう知ってるやん。ほんまに日本食はすごいで。見て、香って、食べて楽しめるねんから」
Fちゃん「はい!私も和食大好きです」
俺「実はな、もう1つ俺は文化遺産に推したいもんがあるんや」
Fちゃん「なんですか?」
俺「こういう夜のお店やな」
Fちゃん「なんでですか?」
俺「見て、しゃべって、触って楽しめるねんから」
Fちゃん「最後のダメです(笑)」
俺「あかんか。ここまでの真面目な話に加えて、極めつけの3拍子でいける思ってんけどな(笑)」
Fちゃん「触るのなしで、また飲みにきてください。見て、しゃべって、ボトル開けて楽しみましょ!」
俺「最後怖いの入ってきたなー(笑)また飲みにくるわ!」
Fちゃん「まってますね(笑)」
やりおるな、、
間違いなくまた来るわ。

帰りは「神戸ラーメン 第一旭 三宮本店」へ。

Aラーメン
京都の第一旭と同じ系列かな?
どちらにしてもうまいな。

それにしても序盤2人のお笑いの技術に加えて、最後のFちゃんの流れるような売り込みトーク。
やっぱ夜の世界は奥が深いな。
それまでは、またファンクラで良い店見つけて、なりきって行ってみます。

それではみなさんご一緒に
次回も、レッツなりきり!(だから、誰?(笑))
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