「今週もなりきっていくぞ！」ってことでいつも通りファンクラで検索！
今回は「シャンハイベイビー」さんに行ってみよかな。

あー早く梅雨明けへんかな？
梅雨が明ければ夏本番。
夏といえばBBQ。
海、山、川。
最近やったら街中でBBQなんていうのもあらしい。
家族、友人、会社、あるいは婚活パーティBBQまでシーンもシチュエーションも様々や。
ということで、今回はそんなBBQをより楽しくダイナミックに、それでいてアカデミックに、且つエコノミックに演出する「BBQコーディネータ」っていうお仕事や。
久々にそんなんあるんかいっていう職業でいってみるで！

早速やってきたAちゃん。
気合入った髪の毛しとる！
Aちゃん「こんばんは、Aです」
俺「こんばんは、俺です」
Aちゃん「なんか俺さん、ものすごく日に焼けてますね？」
スペックにも記述の通り、俺は工場勤務や。
日に焼けるはずがあれへん。
ただ俺は「なりきり」でもプロの部類や、仕込みを欠かすはずがあれへん。
実はな、昨晩日サロ行ったんや。
学生の頃なんか、「一晩だけ勉強て、一夜漬けの勉強なんか意味あれへんで！」てようオカンに言われて、その通りやおもてたけど、一夜漬けが効果ある場面もあるねんな。
オカン、今がその時や！
って、母と息子の回顧録、誰が興味あるねん。

俺「まあ仕事でな。外がメインではあるけど、屋内での仕事も重要やな」
Aちゃん「え、なんやろ？」
俺「BBQコーディネータや！」
Aちゃん「へぇー、そんなお仕事あるんですね。でもBBQて聞くと、尚更外でのお仕事ばっかりの気がします。」
俺「まぁ無理もないわ。BBQ言うたらアウトドアの代名詞みたいなとこあるからな。
でもな、より楽しむ為には事前の計画・準備も大事やねん。ひとえにBBQ言うたら、『いつでもどこでも』のイメージがあるけどな、でもシーン・シチュエーションは様々や。BBQ just in TIME！そのBBQは一回きり！ていう造語もあるぐらいや！」
無い無い
我ながら無い

Aちゃん「えー、なんかクレジットカードのCMみたいでかっこいい！」
俺「やめや、パクりみたくなるやん。あくまで参考程度や」
Aちゃん「。。。笑」
俺「まぁ、そんな一回きりのBBQをより楽しくしたい、迷える子羊たちが俺の所へ相談にくるわけよ」
Aちゃん「なるほど、いざ「より楽しく！」て言われても、ピンとこないですもんね。どんな提案が人気なんですか？」
俺「せやな、やっぱり陽が落ちてからのキャンプファイアなんかは定番中の定番やな。」
Aちゃん「楽しそう！BBQて、お肉食べて、お酒飲んで、しゃべって、それだけかと思ってましたけど、企画次第で色んなことできそうですね」
俺「そや、そのための計画・準備で、屋内での作戦会議で重要なってくるんや」
Aちゃん「へぇ、奥深いんですね」
と、恐らくないであろう職業と、絶対にないであろう造語を連発して楽しんでいたら交代の時間がやってきた。

続いてやってきたのはHちゃん。
明るい笑顔が印象的な子や。
Hちゃん「こんばんは、普段どんなお仕事されてるんですか？」
俺「俺か、BBQコーディネータや！」
Hちゃん「へぇ、BBQて好きな友だち、仲間と気軽にするイメージなんですけど、具体的にコーディネータさんはどんなことするんですか？」
俺「その友だち、仲間いうのが大事でな。人によって好き嫌いもあれば、もっと難儀な悩みで言うたら食物アレルギーとか、病的な悩みとかあるやろ？そういったところも主催者と打ち合わせして、色々アドバイスすんねや」
Hちゃん「じゃあ、そのお仕事って医学的な知識とかも必要なってくるんしゃないですか？」
俺「まぁそんな難しく考えることはあれへん。夏の暑いとき、喉から手が出るほど、身体が欲するもんいうたらなんや！？」
Hちゃん「ビ、ビ、、ビビビール？」
目輝いとるがな。

俺「大正解や！」
Hちゃん「有り難うございます！いただきます！」
俺「え！？まぁええわ。頼み。」
や、やりおる、、

Hちゃん「いただきます！」
俺「まぁそんなビールも、例えば糖尿持ってる人やったら、一気に血糖値あがってアウトや！だから、その前に血糖値上昇押さえる野菜を先に摂らせるようにせなあかん。まぁ知識としてはその程度で大丈夫や」
Hちゃん「でも、そんなん考える間もなく、ビールに手伸びるんじゃないですか？」
俺「そこや！だからビールと同じクーラーボックスにキンッキンに冷えたトマトだ、キュウリだの色鮮やかな夏野菜たちを忍ばせとくんや。」
Hちゃん「あぁ！それはそれで暑いときに最高ですね！」
俺「そやろ？多少の医療知識と人を導く心理テクがあれば充分や。かくいうBちゃんも、今の会話でビールとキンッキンの野菜、欲しなったやろ？」
Hちゃん「はい！さすがです！俺プロ！」
いやいや、こっちが舞い上がるぐらいに君がノリいいだけや。
抜群のノリを見せてくれたBちゃんのおかげでなりきりもいい感じや。

続いてやってきたSちゃん。
色黒で夏を先取ってるような健康的な美人や。
Sちゃん「俺さん、どんなお仕事されてるんですか？」
俺「BBQコーディネータや」
Sちゃん「どんなことするんですか？」
俺「まぁ事前に主催者とシーン・シチュエーションに合わせて計画練ったり、あとはBBQの『トレンド』を作る感じやな」
Sちゃん「トレンド？作る？」
俺「串に刺さった状態の食材はよう見かけるやろ？」
Sちゃん「はい」
俺「あれな、一見無造作に刺してるようやけど、実は我々みたいなコーディネータが意図的に串のトレンドを作ってんねん。
今年のスタンダードは玉ねぎ→肉→ピーマン→ししとう→肉→玉ねぎやな。」
Sちゃん「へぇー、ってか、そういうの昔のチュートリアルの漫才ネタでありませんでした？」
す、鋭いっ（焦）
似てるのも当然や、昨日まさにチュートリアルのそのネタ見てたからな。
なんなら、今回のBBQコーディネータもそれ見て思い付いたぐらいや、、

俺「そ、そうか、、もしかしたらチュートリアルのどちらか、あるいは両方BBQコーディネータなんかもしらんな。」
絶対ちゃうわな。

Sちゃん「やっぱり！！」
焦、、

Sちゃん「あのネタ、やたら臨場感溢れてるな思ってたんです！！特に徳井さんの演技！」
俺「は？」
Sちゃん「まさか、あの人らもそんな仕事してたとは。納得ですー」
信じるんかーい！

Sちゃん「でも、そんなトレンド作って、どうするんですか？」
俺「俺らに与えられてるんは、単にBBQを盛り上げることやない。その先にある地域経済、最終的には日本経済の活性化、それが我々に課された使命や」
Sちゃん「ごめんなさい、最終的な目標があまりに大きすぎて」
俺「例えば、BBQのテーマを淡路島にしよう」
なんや、BBQのテーマ『淡路島』て。笑

俺「特産品の玉ねぎは多めに盛り込むわな。そしたら地元農家さんは大喜びや！それが各地域、全国で自然多発的に起きてみいや！農家さんだけやない、日本経済万々歳や！」
Sちゃん「なるほど、俺さんたちBBQコーディネータの方たちは、裏から日本経済を牛耳ってるんですね！」
なんや大体のことは飲み込んでくれる子やな。
おかげで終始話は盛り上がって楽しかったわ。
ここで俺が金を落とすのもまた、日本経済の活性化に繋がるんや。
おかん、一晩だけの散財も意味ある、俺はそう信じてるんや。（知らんけど）

そんな訳で帰りは「北新地 とり食堂」へ。

濃厚鶏SOBA
マイルドでトロみのある鶏白湯スープが美味い。
意外にもレンコンがいい感じや。

久々ありえへん仕事シリーズでやってみたけどおもろかったな。
でも何が仕事になるかわからん時代やし、案外あったりするかもなー
ではまたファンクラで良い店見つけて、なりきって行ってみます！

それではみなさんご一緒に
次回も、レッツなりきり！（だから、誰？（笑））
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